2007年12月22日土曜日

歳末の犯罪防げ 道警らパレード

道警の全道一斉の歳末特別警戒(十五-三十一日)に合わせ、忘年会でにぎわう札幌・ススキノの繁華街で二十一日夜、街頭啓発パレードが行われた。
 飲食店主らでつくるクリーン薄野推進協議会と札幌中央署の主催。道警の高橋清孝本部長や山本邦彦副知事ら約二百人が参加。「悪質風俗店、客引き、暴力団追放!」などと書かれた横断幕を掲げ、道警音楽隊の先導で、札幌駅前通の約三百メートルを行進した。パレードに先立ち、参加者は防犯効果があるとされる青色街路灯二十三基が設置されているススキノの隣接地域も視察した。

(北海道新聞より引用)

2007年12月15日土曜日

捕手・渡部 1軍へ勝負の年 尊敬する坪井に弟子入り

日本ハムに師弟コンビ誕生!! 道産子捕手の渡部龍一(22)が14日、坪井智哉(33)に弟子入りした。この日、札幌の屋内練習場で坪井との合同自主トレーニングを開始。来季一軍昇格を目指し、坪井からあらゆるものを、どん欲に吸収する。  勝負の年を迎える渡部が、尊敬する師匠の下に飛び込んだ。この日、札幌の屋内練習場で坪井との合同トレーニングを開始。坪井の個人トレーナーである小柳利哉氏指導の下、ラダーを使ったトレーニングやウエートに汗を流した。「思ったよりきついっす」と渡部は充実の笑みを浮かべた。  師弟コンビ誕生は1年前。ちょっと太めだった渡部に坪井が断食を勧めたことがきっかけだった。デトックス(毒素排出)のための断食を敢行した渡部は「野球に対する考え方がすごい。いろいろ聞いてみたい」と弟子入りを志願。今オフ初めて実現した。  坪井にとっても“弟子”の存在は励みになる。「龍一は若いし、まじめ。北海道出身で札幌にいるからね。きついトレーニングは1人より2人でやった方がいい。鍛えるよ! いや先にオレの方がバテるかな」と笑った。今回は技術ではなく、トレーニングが中心だが、渡部は坪井の考え方を含めてすべてをどん欲に吸収するつもりだ。  来季は、大卒ルーキーと同年齢のプロ5年目を迎える。05年秋に右肩を手術したこともあり、一軍はキャンプを含めて未経験だが、今季はイースタンで56試合出場、打率・315、7本塁打と過去最高の成績を残した。  北京五輪プレ大会の合宿中には山本浩二コーチから「(バッティングの)軸がぶれない」と褒められた。捕手出身の梨田監督も「渡部、今成といった若手がどこまで伸びてくるか期待している」と話している。  チャンスが巡ってくることは間違いない。「まずは、一軍キャンプに行かないと。セールスポイントは全部ですけど、うるさいくらい声と元気を出して、覚えてもらいたい」と渡部も勝負の年を意識している。  森本から勧められ、思い切ってテーマカラーも決めた。ファンの声を取り入れ、打撃用の手袋、リストバンド、マスコットバットなどを紫色で注文。11月末のファンフェスティバルでは紫色の応援ボードを見つけ、モチベーションはさらに高まった。「来年は絶対に札幌ドームでプレーしたい」。地元凱旋を誓った。

(北海道新聞より引用)

2007年11月20日火曜日

届け出債権額は23億円 ミートホープ

 食肉偽装事件で元社長が起訴された苫小牧市の食肉加工販売会社「ミートホープ」の財産状況報告集会が20日、札幌地裁苫小牧支部で開かれ、今月5日時点での届け出債権額は計約22億9800万円に上ることが明らかにされた。
(北海道新聞より引用)

2007年10月30日火曜日

ダビ復帰で勢い きょう愛媛戦 厚み増した攻撃陣

 サッカー J2第48節第1日は27日に2試合を行い、首位札幌は午後7時からアウエーの愛媛県総合運動公園陸上競技場で10位の愛媛と対戦する。札幌は出場停止明けのエースFWダビが復帰し、攻撃力を増した布陣で4連勝、首位キープを狙う。  札幌はダビが2試合欠場する中、攻守で踏ん張りを見せ、見事に3連勝した。不調を乗り越えたチームの雰囲気は上々。さらに15得点のエースが復帰するとあって一層の勢いを持って愛媛戦に臨む。  先発2トップは、3試合ぶりにダビと中山の黄金コンビとなりそうだ。中盤は左サイドが砂川、右サイドは岡本、ダブルボランチは芳賀と大塚、4バックは左から西嶋、ブルーノクアドロス、曽田、鄭、GK高木の見通し。ベンチには石井と西が控え、前節に比べ攻撃陣の厚みがぐっと増す。  1勝1分け1敗で迎える愛媛との最終戦。札幌は勝ち越しを決め、順位通りの実力差を示したい。J1昇格へのデッドヒートを制するためにも勝ち点を87に伸ばし、28日に試合がある2位東京V、3位京都に重圧をかけたいところだ。

(北海道新聞より引用)

2007年10月18日木曜日

空母受け入れ 不安はなお払拭できぬ

 新宮正志室蘭市長が、米空母キティホークの室蘭港への寄港を受け入れると表明した。室蘭港は初めて、道内では小樽港を含めて四回目の空母寄港だ。
 新宮市長は記者会見で「入港を認めざるを得ない」と述べた。
 市長は一週間前、「市民は賛否二分」「大きな不安がある」と駐札幌米国総領事に語ったばかりだ。
 その状況は変わったのだろうか。
 市長が市民の声をよく聞いたうえで、可否の判断をすべき重要な問題だ。説明不足では不安を払拭(ふっしょく)できない。
 会見の言葉だけで、市民が受け入れを納得するのは難しいだろう。
 寄港計画が浮上した八月、市は判断の条件として「核の搭載はどうか」「荷役への影響がない」「施設の支障がない」の三つを挙げた。当然だし、中でも大きな懸念が核の問題だろう。
 日米安保条約で核の持ち込みは事前協議の対象となる。外務省は市の照会に「事前協議がないので、核搭載はないと判断する」と回答した。
 全国の自治体が、類似ケースで問い合わせると繰り返される表現だ。紋切り型の対応こそが、不信を招く。
 核を持ち込むことを認めた日米間の密約を示す公文書が、米国で見つかったばかりだ。政府は、日本の非核三原則の重みを忘れてはなるまい。
 「自治体は米艦の寄港を拒否できない」。政府は日米地位協定を前面に、入港への不安を訴える自治体を説得してきた。室蘭市も別の艦船の寄港時に「市民の不安」を無視された。
 だが、不安は入港を認めない立派な理由だ。不安を払拭できる説明と情報こそ、政府はまず示すべきだろう。
 青森県では昨年、民間用の青森空港を使いたいとの米軍要請を県が断った。外務省が地位協定を盾に再考を促したが、最終的には県知事が拒んだ。
 こういう実例もある。要は、市民の側に立つべき自治のあり方が問われている。
 地位協定があるから拒否できないとの外務省の論理も、説得力に欠けるとわかった。貴重な経験だ。
 寄港時には約四千人が上陸する見込みだが、市は行動予定などを事前に確かめなかった。入港を前提とした質問になるからとの理由だ。事前に十分な情報収集をして判断すべきだった。
 寄港は、北朝鮮をにらんだ道内港の気象条件、港湾情報などを集める目的と専門家は指摘している。軍港化の懸念を否定できない。
 キティホークには、インド洋で海上自衛隊が供給した燃料のイラク作戦転用疑惑がつきまとう。近く退役し、その後継は原子力空母となる。
 市民の拒否感を減らす狙いも込め、「友好親善」の目的に合うよう艦艇開放も行われるという。既得権のように寄港が繰り返されてはならない。
(北海道新聞より引用)

2007年10月9日火曜日

ファンの前で紅白戦 ドーム開放に2万5千人

 日本ハムは8日、クライマックスシリーズ(CS)第2ステージに向け、実戦感覚を取り戻す紅白戦(六回)を札幌ドームで行った。試合と同様の緊張感を出すことと、ファンへの感謝の気持ちを込めてスタンドを無料開放。2万5千人を超す観客が見守る中、試合は1-1で引き分けた。
(北海道新聞より引用)

2007年9月27日木曜日

道内の地デジ 旭川、函館など拡大 カバー率84%へ

 北海道総合通信局は二十六日、NHKと道内民放五社に対し、旭川、函館など道内主要都市で十月一日から始まる地上デジタル放送の免許を交付した。これで地上デジタル放送の世帯カバー率は、開局済みの札幌圏48%を含め、84%となる。
(北海道新聞より引用)

2007年9月8日土曜日

おいしさの秘密は「みそ」 札幌で料理試食会

 道味噌醤油(みそしょうゆ)工業協同組合主催の「北海道のみそを味わう会」が五日、札幌市中央区の札幌グランドホテルで開かれ、道産の米みそを使った料理の試食が行われた。
 メニューは料理研究家東海林明子さん=札幌在住=が考案した「サンマのみそまぶし丼」「鮭(さけ)と肉みその包み焼き」など十二種。市民百二十人が参加した。
 一番人気は白みそ入りの「ロールチーズケーキ」と「カスタードプリン」。札幌市厚別区の主婦(58)は「白みその塩気が甘さを引き立てているのが“みそ”ですね」。
(北海道新聞より引用)

2007年8月27日月曜日

身体“躍動”迫力の舞台 「カンフー」開幕

 中国の伝統的な武術、少林拳をモチーフにした北京発のエンターテインメントショー「チュンイー ザ・レジェンド オブ カンフー」の初の日本ツアー(レジデンスプロジェクトin札幌実行委員会、北海道新聞社など主催)が二十四日夜、札幌の北海道厚生年金会館で開幕し、約千五百人がスピード感あふれるアクロバティックなステージを楽しんだ。
(北海道新聞より引用)

2007年8月17日金曜日

深川湯を映画の舞台に 来春公開「ガチボーイ」 築64年「イメージぴったり」(

 【深川】来春公開予定の映画「ガチボーイ」(小泉徳宏監督)の撮影が二日から四日にかけて、市内の築六十四年の歴史がある銭湯「深川湯」で行われ、主演の人気俳優佐藤隆太さんや、泉谷しげるさんが訪れた。
 「ガチボーイ」は、佐藤さん演じる主人公が、眠るとその日の記憶をなくしてしまう病を患いながらも、学生プロレスに打ち込むことで、生きる実感を得るというストーリー。
 七月から札幌の北大キャンパスなどで撮影が行われており、深川湯は主人公の実家の設定。主人公がプロレス同好会の仲間を銭湯に招くシーンを撮影した。
 制作会社によると、札幌近郊で銭湯を探したが、イメージにぴったりと合ったのが歴史ある建物で湯船が小さめの深川湯だったという。映画の中でも深川湯の名前のまま登場する。
(北海道新聞より引用)

2007年8月7日火曜日

夏バテ?深刻 後半戦打率が2割1分

 日本ハムは球宴後の後半戦で3勝8敗と負け越し、約1カ月ぶりにパ・リーグ2位に転落した。打撃不振が深刻で、後半戦11試合のチーム打率2割1分1厘は、前半戦87試合の2割6分1厘を大きく下回る。7日から札幌ドームで始まる楽天3連戦で、復調の糸口をつかみたい。

(北海道新聞より引用)

2007年7月31日火曜日

トップはリカバー サブ組vs北翔大

 トップはリカバーで軽めのトレーニングを行い、次節8月5日のアウエー草津戦に備えた。サブ組と北翔大の練習試合は後半、上里らがゴールを重ね札幌が4―0で大勝した。

(北海道新聞より引用)

2007年7月23日月曜日

大暑の道内 各地で夏日

 二十三日は、暦の上では一年で最も暑いとされる「大暑」。道内は前日大雨だった道東を含め、全道的に午前中から晴れ間が広がり気温も上昇、夏らしい天気になった。七月中旬は低めに推移していた気温も回復し、ようやく夏本番を迎えそうだ。一方、気象庁は二十三日、九州北部(山口県含む)と四国、中国地方で梅雨明けしたとみられると発表した。
 札幌管区気象台によると、同日正午現在の気温は網走管内滝上で三一・○度、名寄で三○・七度など内陸部計六カ所で真夏日を記録。旭川も二九・三度、北見も二八・二度と各地で夏日となった。二八・五度まで上がった札幌市では、南区真駒内の曙公園で、この日から夏休みという幼稚園児らが水遊び。水着姿で水をかけ合い、「気持ちいい」と歓声を上げていた。
 晴れ間は今週いっぱい続き、二十四日も最高気温が二五度前後となる所が多い見通し。一方、道内は太平洋側東部を除く広い範囲で雨が少ない状態で、今後二週間ほど続く見込み。気象台は農作物の管理などに注意を呼び掛けている。

(北海道新聞より引用)