2008年4月28日月曜日

風俗店火災、男女3人死亡 ススキノ 閉店直後逃げ遅れる

二十八日午前零時二十分ごろ、札幌市中央区南六西五、性風俗店「江戸城」=四階建て=の三階から出火、同建物の三、四階部分を焼いた。札幌市消防本部などによると、四階付近から従業員で二十代とみられる女性二人と男性一人の計三人が救出されたが、いずれも死亡した。
 同本部などによると同店は午前零時で閉店しており出火当時、店内には従業員五、六人がいたとみられる。このうち逃げ遅れた三人が四階に取り残されたらしい。火は約五十分後にほぼ鎮火した。
 現場は札幌・ススキノの中心部で、性風俗店が立ち並ぶビル街の一角。「江戸城」は、城をイメージした建物で、三十年以上前から営業するススキノでは老舗の性風俗店。
 出火当時の様子を目撃した近くに住む男性は「三階の窓から火が出ているのが見えた。火の勢いよりも、白い煙がもくもくと上がっていた」と青ざめた表情で話した。
 また、現場にきた女性(21)は「友人が働いているので心配で駆けつけた」と話している最中に友達が救出され涙ながらに手を振って無事を喜び合った。
 大型連休に入っていたため、ススキノの人出は少なかったものの、現場付近には十数台の消防車が出動し、数百人のやじ馬でごった返した。

2008年4月11日金曜日

カマンベールとブルーチーズ 一口で二つの味 よつ葉乳業が限定販売

【音更】よつ葉乳業(札幌)は、カマンベールとブルーチーズの味わいを両方楽しめるナチュラルチーズ「手造りブルー&カマンベール」の生産を、今春から十勝管内音更町の十勝主管工場で始め、同社のオンラインショップで毎月八十個を限定販売している。
 十勝産の生乳を使った製品で、表面は白カビに覆われたカマンベールチーズだが、切り分けるとブルーチーズ特有のしま模様が断面に現れる。
 白カビを使うカマンベールと内部に青カビを植え付けるブルーチーズは、カビの種類が違うため一つのチーズにするのは技術的に難しいとされてきた。同社は十勝主管工場などで試験的に作っていたが「おいしいナチュラルチーズを広くアピールしたい」と発売を決めた。脂肪分を高めにして、ブルーチーズ特有のにおいを抑えた。一個百八十グラムで千六百八十円。オンラインショップのアドレスはhttp://www.yotsuba-shop.com/