2008年3月10日月曜日

夕張プール被害 道に支援要請

夕張市内で、ただひとつの市営プールの屋根が雪の重さで崩れ落ちた問題で、夕張市の藤倉市長が10日、道庁を訪れ、施設の復旧方法などについて支援を要請しました。10日、道庁を訪れた夕張市の藤倉市長は、道・建設部の猪俣茂樹部長と会談しました。この中で藤倉市長は、「プールの復旧方法などを検討することは、市の現状の体制では非常に困難だ。復旧に向けた技術的な支援や対応策について、助言をいただきたい」と述べて、プールの復旧に向けた支援を求めました。これに対し、猪俣部長は「出来る限りの支援を行いたい。具体的な内容はこれから検討したい」と述べました。会談後、藤倉市長は記者団に対し「財政破たんした夕張ではあるが、今回の問題は子どもの教育に関するものであり、万全の対応をしたい」と述べました。夕張市では今後、道などの調査の結果をまって施設を修理するか、閉鎖されている他のプールを再び利用するかなどについて検討することにしています。

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